ウクレレ選びの大きなポイント:ソリッドかそうじゃないか

Tips by Paul


木の種類や杢(もく)についてのお話をする中で、重要なポイント、もしかしたら一番重要かもしれないポイントをお伝えしていなかったことを思い出しました。それがウクレレ選び、最大のポイントの一つ、「ソリッド」かどうかという点です。今回のコラムでは「ソリッド or ソリッドじゃないか」というポイントに絞ってお伝えしたいと思います。


●ソリッドウクレレとは?
●ラミネートウクレレのメリット
●音で選ぶならソリッドだ!

ソリッドウクレレとは?

「ソリッド」=「単板」つまり一枚の板を加工して作ったもので、トップだけがソリッドの場合は「ソリッドトップ」、全部がソリッドの場合は「オールソリッド」などと言います。ちなみにasteriskではすべてが「オールソリッド」物です。


ソリッドでないものは「ノンソリッド」(というとなんだか格好いい)、言い換えると「合板」、英語の場合は「ラミネート」と言ったりもします。


ラミネートウクレレのメリット

なんといってもお手頃な価格、そして強度が高いこと、特にトップは角の破損や弾き傷などが気になる部分ですが、ラミネートウクレレだとそこはかなり心配事が減ります。気温や湿度の変化にも強いので扱いやすいというメリットがあります。



音で選ぶならソリッドだ!

でも一度ソリッドウクレレの音に慣れたら、きっとソリッドしか使いたくなくなるかもしれない。音は振動ですから、一枚板の音の伝導、ラミネートとは全く違ったクリアな聞こえ方に魅了されるはずです。


以前ショールームでも初めてのウクレレを購入される方から違いについてご質問がよくありましたが、「ソリッドウクレレは進化する点が違う」とお答えしていました。塗装や接着剤などが完全に乾ききる数か月後ないし1年後位から、さらにどんどんいい音色に進化していきます。数年後に久しぶりに使うと印象が何レベルもアップすることがよくあります。

バイオリンの名器を挙げるのは大変おこがましいのですが...かの「ストラディバリウス」も製作から200年以上経ってピークを迎えると言われています!

一方、ラミネートウクレレは進化はしませんので、1年後でも10年後でも基本的には音色は変わりません。

ソリッドウクレレでもトップ、サイド、ボトムにすべてソリッド材を使用した「オールソリッド」ウクレレと、トップだけがソリッドの「ソリッドトップ」ウクレレがあるとお伝えしました。

一枚板で削り出したソリッド材は響きが良いので、オールソリッドなら弾いている本人も体に触れているウクレレ部分から癒されるのです。

asteriskのウクレレは「オールソリッド」で丁寧に作り上げたハンドメイドの逸品です。

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