Tips by Paul
前回のTips by Paul(ポールがお伝えするウクレレライフ充実のヒント)では、カスタムオーダーとはどういったものか、さらにはasteriskでの具体的なオーダー方法の流れをお伝えしました。そして次回は材料の特徴などを解説、と予告したんだが、もう少しカスタムオーダーのお話を掘り下げたいと思いました。で、今回は実際に「自分好みの一台をオーダーしてみる」という設定で流れに沿って出来上がりまでを説明します!
●ウクレレをカスタムオーダー!asteriskに!?
●まずはPaulかMimiに連絡
●ウクレレの仕様を一緒に決めていく
●契約と「着手金」のお支払い
●あとはうきうき~待つだけ~
ウクレレをカスタムオーダー!asteriskに!?
ニュースで言ってたけど、ステイホーム期間中に新たに始めた(い?)楽器のトップがウクレレなんだとか。もちろん流行りものだからやる、っていうのもアリだけど、結局やらないで部屋の片隅に...というのはもったいないよね。
以前のTips by Paulの記事でも書いたけど、「値段の高い安いに関係なく、買ったウクレレが思ったのじゃない、気に入らない」という問題はあります。しかも安いほどその可能性が高いのは否定できません。そうするとせっかくのウクレレ熱がダダ下がり...
だからといって最初からオーダーは敷居が高いでしょうが、ある程度のものを、ウクレレのことがわかっている専門店で買えば(通販だとしても)問題を回避、あるいは問題が発生しても対応が安心です。
そうしてしばらくウクレレライフを楽しみ、これは長い付き合いになりそう、さらにステップアップして、というときに是非カスタムオーダーの選択肢も視野に入れてほしいのです。
カスタムオーダーを受けてくれるところはたくさんありますが、仮に当asterisk工房を選んでいただいた場合のシミュレーションをお見せします。
まずはPaulかMimiに連絡
連絡方法は色々あります。
①このサイトからのお問い合わせ
②インスタ nekolelebyasterisk から
③Facebookのnekoleleページから
④ファックスや電話
PaulかMimiにご連絡いただければ折り返しコンタクトします♪
ウクレレの仕様を一緒に決めていく
これがカスタムオーダーの際の一番楽しい作業、といってもいいでしょう。
では具体例を使ってシミュレーションしてみましょうね。
asteriskの価格表(オーダーシート)の構成はいたってシンプル。パーツを積み上げていき価格が決まるようになっています。
まずはボディのサイズと大きさを決めましょう。先にお断りしておきますが、価格表以外のサイズや材、仕様にももちろん対応可能ですのでご希望の方は個別にご相談ください。それがカスタムの醍醐味でもあります。
シミュレーションでは「コンサートサイズ」の山桜素材を選ぶことにしました。表の右側の欄にチェックを入れますね。
次にフィンガーボード(指板)は定番のエボニー(黒檀)を選択
今回は装飾も豪華な一台にしたいのでロゼットとボディTOP(前面)の縁取りをアバロン(アワビ)のインレイにすることにしました!
インレイ、伝統的な言い方するなら「螺鈿細工」は大変繊細で手間のかかる作業ですが、製作者としては腕の見せ所でもあり、ウクレレやギター作りのプロセスで心躍る、というか、ハイライトの1つでもあります。
バインディング、パーフリングという縁取り装飾に、このようにオシャレなロープバインディングを選んでいただくこともできます。
そしてペグの選択ですが、今回は標準的なGROVER製シルバーギアペグを選択します。
このほかに「GROVERゴールド」、「後藤プラネタリーギアペグ」、さらには好みの「ペグ持ち込み」も可能です。
(上記はペグの選択肢を選んでいるところ)
最後に今回の目玉!ヘッド部分のインレイです。
何もご指定がなければ以下のasteriskマークになります。これは追加料金なしです。
たとえば豪華な大きい桜インレイを2個入れた場合、いくらかかるのか知りたいですよね。
価格表で見てみましょう。一番下のところのSakura MOP Inlayって項目です。
MOPは素材のMother of Pearl(白蝶貝)の略ね。お値段は、、、ジャーン!
30,000円になっています。
ガーン、、、高いじゃない、とお考えかもしれませんが、インレイは形状、サイズ、素材によって価格が大きく異なります。これは今回の(女子人気ナンバーワン♪)桜のインレイの場合です。通常はここまでインレイにお金をかけることはあまりないかもしれないけど、インレイはまさにその人の「こだわり」が一番出る部分かもしれませんし、自分だけの一台、と考えて判断してくださいね。
とても細かい作業で時間も手間もかかります。こだわればスワロフスキーを使う、グリッター(キラキラ)加工するなど色々とご要望にも応えられる部分ですので費用はかかります。それでも他の工房と比較していただければasterisk工房の金額はリーズナブルだとご納得いただけるはずです♪
なお当然ながらインレイや装飾が音に影響することは「まったく」ございません(笑) が見ていてニコニコうれしくなるのでいつもより多く練習したくなるかもしれませんね!
ちなみにボディ部分へのインレイ装飾もお受けしています。たとえばこちらのコンサートサイズのAll Sakura Modelのように!
契約と「着手金」のお支払い
これであなただけの一台、カスタムオーダーウクレレの「価格表」ができました!
全額に消費税10%が加算されます。ここに含まれていないのは「ハードケース」と「送料」ですがサイズや地域によって異なるので個別にお知らせします。
そしてこれが発注書にもなります。これを郵送、各種メッセージやメール、ファックスでお送りしますのでご署名後、返送してくださいね。同時に半額の「着手金」もお願いしています。
今回のシミュレーションでは、当工房でも比較的ハイエンドな場合の(つまりこだわりポイントの多い、豪華な、しかしその分、金額も高めの)内容になっています。実際にオーダーされる場合は「ここは削って、ここは豪華に」とか...ご相談いただけます。たとえばヘッドの部分だけ好みのインレイにして他の仕様はすべて定評のあるnekoleleと一緒でいい、という方はたとえばソプラノ(標準は14フレットジョイントのロングネック)の場合、13~14万円位の金額になるようです。
今回のシミュレーションはコンサートサイズでした。
インスタなどでご紹介したこちらの「参考商品」はソプラノでした。装飾面でのプラス、マイナスを考慮するとざっと23万円(税、ハードケースおよび送料別)程度になる計算でした。
あとはうきうき~待つだけ~
着手金も振り込んだし、残金は納品までに用意できるし、もう安心して待つだけ!
楽しみ~
カスタムオーダーされた方は皆さんこの「待っている」時間が一番うれしいとおっしゃいます。うれしくて「もういくつ寝ると~♪」なんてウクレレでやってみたくなりますね!
大人がこんなに何かを楽しみにして待つことってそうそうないような気がします。市販のもの、既成のものでは味わえない楽しさかもしれません。
でも「今すぐほしい」、しかも「こだわった装飾、材のものをすぐほしい」という方のために、Paulが厳選した素材とデザインで製作したウクレレも数台、常にご用意しています。その一部はこのサイトのOnline Shopページでもご購入いただけます。Baseというオンラインショップサイト経由になり、国内送料、ハードケース込みの料金で、クレジットカードにも対応しています。是非一度そちらもチェックしてみてくださいね。
(当工房製作のオールハワイアンコア、テナーウクレレの試奏動画です。)
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